余震?

暖冬の反動なのか4月に入っても寒い日が続く。出勤の道でも厚手のコート姿の人がかなりいる。新聞の桜情報ではK**園は3月初めの開花予想よりかなり遅く「咲き始め」となっている。職場の実習室のパソコンの調整などで1日が慌ただしく過ぎた。
夜は父と母の月命日の法事があるので帰りの道を急ぐ。裏地を外したコートなのでつい早足になる。家に着き仏間の石油ストーブのスイッチを入れると「給油」マークが点滅したので急いで油を継ぎ足した。温度表示は11度だった。チャイムが鳴り定刻に方丈さんが入って来られた。いつもながらのよく通る低音で「般若心経」に始まるお経を上げていただいた。「般若心経」は私も毎日自己流で励行しているが、手元の本で確認した読点(。)の切れ目と方丈さんと若干違うところがあるのに気づく。お経が終わり茶の間の炬燵でお茶を飲みながらやはり先日の地震のことが話題になる。能登には禅宗の寺がかなりある。方丈さんの寺は問題なかったが、能登地方の禅宗の寺はかなりの被害だったらしい。今日の朝、出勤のため内玄関の扉を開けたとき余震だと思われるガタガタとした音が10数秒続いたことを思い出した。尋ねてみたが「自分はその時間は車の中だったので分からない」、夕刊には余震の記事はなかった。