青春

新しい年が始まった。戌年は自分の年で誕生日が来れば60歳になる。早いものだ。

「青春とは人生のある時期のことではなく、心の状態のことだ。20歳の老人がいれば90歳の青春もある」(「青春」サムュエル.ウルマン)

どうにもならない物理的な年齢はさて措き、本年も心は青春で過ごしたい。大事なのは力まないことだ。
雲一つない日本晴れ。父の墓参りは毎年悩まされる風もなかったお蔭で、蝋燭の火も消えず気持ちよく済ませることができた。その後の朝食はお節料理でいつもながらのおいしい酒を飲んだ。「花の春紅葉の秋の盃も ほどほどにこそ汲ままほしけれ」(明治天皇の飲酒癖を気に病んでいた皇后の和歌)
天皇杯サッカー紙一重の接戦を制して、浦和レッズ清水エスパルスに2対1で勝った。両チームとも10代の若手が気後れせずプレーしてる姿を見て、今更ながら日本のサッカーのレベルの向上を実感した。ワールドカップが楽しみだ。
夜10時から、NHKで写真家白川義貝氏の「人類起源の大地に滝が流れる」を見た。アフリカのビクトリア瀑布の夜明け前の月の光による虹の写真には感動した。月の光で虹が見られるとは思いもしなかった。