ガールフレンド

昨日モーツァルトのクラリネット五重奏曲の関連でフランス映画の「幸福」の事を思い出したので、ネットで「幸福」を検索してみたらＤＶＤがあった。製作年数は1964年、監督・脚本はアニエス・ヴァルダ、音楽はわれらがウォルフガング・アマデウス・モーツァルト、出演はエマニュエル・リバ、クレール・ドルオー、マリー＝フランス・ボワイエとなっている。多分、妻役はマリーだと思う。何回も言うがともかく美しかった。
家内には内緒だが、私にも映画の主人公になったような思い出がある。学生時代を送った**市で、ガールフレンドと映画（確かグルノーブル・オリンピックの「白い恋人たち」、アラン・ドロンの「あの愛をふたたび」だったと思う）を見終わって、いつも通り彼女の家まで30分かけて送るつもりだったが、映画館を出たとき新たに新雪が20センチも積もっていて二人で途方にくれたというものだ。途方にくれたがやわらかい新雪を踏んで、いつもの倍くらいかけて彼女の家まで送った。あのときのやわらかい新雪の感触は今でも思い出す。今でこそ言えるがともかく二人とも若かった。