手料理

帰宅すると母が玄関先で待っている。娘から電話があり、風邪で会社を休み寝ているらしく夕食の準備が出来ないので助けて、と連絡があったらしい。私の携帯に再三連絡したが通じなかったと文句を言っている。携帯の電源をOFFにしてあったことに気づく。母は手料理を作ったので娘のところへ車で送れということなので、家へ上がらず行くことにする。途中「朝電話がかかってきたとき38度3分あるといっていた。夕食は用意するから寝ていなさい、と言っておいた。かわいそうに声がかすれていた。***さん(娘婿)帰っていないといいね。近いと思っていたがかなりかかるね」と電話がかかって頼まれたことを内心喜んでいるようすが見える。スープの冷めない距離というが、車で15分弱の娘のマンションに着く。母は車を降り、2階の娘のところへ急ぐ。私は車中で待つが、数分して娘も降りてきて「ごめん」と白い顔をして礼の言葉を言う。帰ると娘婿からも感謝の電話が入った。
サッカーキリン杯のブルガリア戦、結果は相変わらずの守備の甘さと決定力の不足で1対2で惨敗する。開始1分も経たないうちに1点目を献上し、後半サントスのシュート狙いのボールに巻が合わせ同点にしたのだが、終了間際の44分フリーキックを直接決められてしまう。2点目は川口には悪いが普通なら阻止できて当然の軌道だったように思う。もう駄目だと思うが、私は日本代表のセンターバックはオリンピック代表の浦和の闘莉王か横浜の松田にすべきだと思う。ジーコは宮本を外さないと思うが、180センチをかなり下回る彼では長身で俊敏な各国のフォワードに対応することは無理だと思う。開始早々のクロスによる失点も背の高いバックスならクリアできたかもしれないと思ってしまう。川口もキーパーとしては180センチ足らずなのでこの2人の身長の低さが日本の致命傷にならないことを祈りたい。ジーコはガンバで完全にレギュラーでない宮本にそんなに固執するのか理解に苦しむ。今の日本代表なら浦和の方が強いと思う自分がいる。
●聴いた曲
 モーツァルト「ピアノ・ソナタ集」
  グレン・グールド(ピアノ)