ソースカツ丼

昨日とうって変わった好天の日曜日。市の一斉美化デイ、朝食前の7時前から家内と家の前の側溝の泥浚いをする。昨年の美化デイの後、側溝の取り外し可能な金網状の蓋を2枚増やし掃除しやすいようにしたので、今までは掬えなかった部分の泥をかなり掬えたのでよかった。
昨晩泊まった娘は娘婿が出張に出て1週間近く経ち、かなり寂しがっているように見える。どこかへ連れて行って、としきりに言うので家内と母と4人でドライブに行くことにする。温泉に入りたいというので、始めは富山県境へ向かう予定だったが、出発するとき母が急に「鯖江ツツジを見たい」と言うので急遽変更し、福井方面へ高速を飛ばすことにする。途中の車の中で娘はしきりにドイツの婿から連絡がないとこぼす。母と家内はあと1週間で帰ってくるとしきりに慰めている。鯖江へは11時ごろ着いたが、お目当ての西山公園のツツジは殆ど一面緑色となっていた。数年前に母と家内と来たときはゴールデンウイークのすぐ後だったことに初めて気付くが、時既に遅しだ。娘は旅行雑誌で見た「ソースカツ丼」を食べたいというので、福井市内のレストランの「Y***軒」へ向かい、カレーライスの母以外の3人は卵とじでない福井名物の「ソースカツ丼」を食べる。私は福井に前職のとき10年以上勤務していたので何回か食べた経験がある。家内も数年前に福井へ来た時食べたはずだ。脂肪分のほとんどない一口カツの5倍ぐらいの大きさのカツが3個丼のソース味のご飯の上に載っているだけのシンプルなメニューなのだが独特な風味がありいつもながら店は繁盛している。娘に聞くと「まあまあ美味しかった。しょっちゅう食べたいとは思わないけど」と言う。その後8号線を北へ山中温泉に向かう。惣湯ではなく道の駅に隣接している温泉施設で温泉につかり帰って来たら4時半過ぎだった。娘・家内・母の女3人孝行の一日が終わる。
大相撲は本割で勝った白鵬雅山が優勝決定戦で対決し白鵬が初優勝を飾った。優勝インタビューの際、アナウンサーが館内にいる両親にモンゴル語でと促したとき、白鵬が「いえ、あとで」とさりげなく拒否したのを聞いたとき、一緒に見ていた家内が「なるほど」と感心していた。私も同感だ。
●聴いた曲
 ラロ「スペイン交響曲
  チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
  シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団