親善試合

朝起きると確か3時半からワールドカップ日本代表とドイツの親善試合があったはずだと思い、ネットで確認すると2対2で引き分けとなっている。高原が2ゴールしたということなのでNHKの6時のニュースでは、見出しニュースの初めにそのニュースが流れていたのでゴールシーンを見ようと待っていたがフリップだけで映像は流れなかった。民放ならやっていないかとTV朝日をみると、録画映像が流れている。後半25分過ぎで2対0でリードしている。追いつかれて負けたんだと知り、多分バックスの背の低さを集中的に狙われてゴール前にあげたボールにヘッドで合わせられた失点があるはずだと思い映像を見ることにする。案の上ゴール前のフリーキックからのシュートを2本立て続けに決められ追いつかれてしまった。1本目は宮本が得点した相手フォワードと接触してゴール前で転んでしまい決められた。バックスがゴール前の競り合いで転んでしまうというの身体能力の低さは宮本には悪いが情けない。2本目は単純に背の高さでヘッディングを決められてしまった。何度同じシーンを見てきたことか。ただ試合展開は互角で高原と交代した大黒にヒデからのスルーパスが通ったときのシュート、中村からゴール左のヒデへのピンポイントのクロスをヒデがヘッドでゴール前へ流したときの大黒のダイブは2本ともキーパーにセーブされたが、どちらも素晴らしいものだった。試合終了後の画面で高原のゴールを見たが、1本目は自陣からのカウンタで中村がドルブルでためをつくりパスを柳沢へ通し相手バックスの裏へ走りこんだ高原へのパスが通りキーパーと1対1になりゴール左隅に突き刺さる。2本目は技ありシュートでゴール右隅からゴール左のパーに当たってネットを揺らす。試合終了後、ジーコもヒデも「試合内容には納得している」と言っている。特にヒデの肯定の言葉は初めて聞いたので、本番での好結果を期待したい。ただ、私はバックスの背の低さが致命傷になるように思えてならない。悪い予感が当たらないことを祈っている。どちらにしても試合内容は両者拮抗した素晴らしいものだった。
●聴いた曲
 「不滅の恋(ベートーヴェン)」オリジナル・サウンド・トラック