反省!反省!

日経新聞の今月の「私の履歴書」は「ガード下の靴磨き」、「ねむの木学園」の宮城まり子さんだ。1日の最初の紙面はこれまでの人生の総括となっていた。「なかなかこんな風には書けない。すばらしい」と言うと、家内は「お父さんより上手?誰かに書いてもらっているのでは?」と言う。本も書いている彼女だから絶対ない。大ヒットの靴磨きの帽子を目深にかぶった姿、ねむの木学園での子供たちとの生活の模様等が目に浮かぶ。不倫関係が揶揄された作家の吉行淳之介氏との出会い、「好きになった後で、奥さんがいることがわかった」と率直に書いている。心の温かさが文章からにじみ出ている。楽しみに読み続けたい。
昨晩は娘夫婦のアパートで弟夫婦、弟の長男、家内と私を招待しての「飲み会」だった。隣のH市に住む弟とは2,3ヶ月ぶりになる。昨年暮れに転職した彼は一時悩んでいたが元気になった。私と同様酒が嫌いなほうではない。痛飲してしまった。朝起きたら娘の家で寝ていた。昨年亡くなった母だったらガミガミ言うのだが、家内も娘も「大丈夫?」とだけ言うので、かえって応える。反省!反省!