忘れ物

地域の成人式は駅前のホテルで11時半より開式した。今年の対象者は昨年よりかなり多く52名だった。ニュースでは荒れる式が報道されているが、一人一人指名されるのだが、その返事もしっかりしていて安心した。式の後のパーティは洋食のフルコースで2時に閉式した。次に楽しみにしているニューイヤーコンサートがあるので当然だが酒類は自制することができた。
ホテルの隣がコンサートホールなので3時までは時間があるので、ゆっくりしていたらチケットがないのに気がついた。このチケットは知人が私と妻用に2枚用意してくれたもので、財布にあるものだと確認したら無いのに気づいた。本当にドジだ。びっくりしてタクシーに乗り自宅に取りに戻りホールに着いたら2時45分だった。寒いのにかかわらず大汗をかき、タクシーの窓は開けさせてもらった。コンサートが始まっても汗が止まらず、ブレザーを脱がざるを得なかった。
コンサートは指揮者無しで行われた。前半はベートーベンの「フィデリオ序曲」とダ**のヴァイオリンでチャイコフスキーの協奏曲が演奏された。ダ**のヴァイオリンは何回聴いても飽きない。生演奏なのでカデンツァの部分は特に聴き応えがある。
後半はダ**とソプラノのホ****でウィンナーワルツ中心にいつもながら楽しい時間を過ごせた。特にホ***は歌あり、カンカン踊りありの熱演だった。パンフレットでは「美しく青きドナウ」が最終だが、その後数曲演奏され、最後はおきまりの「ラデツキー行進曲」の拍手で終わった。妻は都合で来れなかったので、このオーケストラの会員の近所の友人の奥さんに妻の分を使ってもらった。