梅雨寒

この時期、寝るときパジャマの下にシャツを着ずに寝ているが、深夜2時ごろ寒気がして目が覚めた。ランニングを着て寝床に入りなおすが、強く降る雨の音が気になりなかなか寝付けなかった。雨は朝起きたときも相変わらず間断なく降り続いていた。午前11時ごろの臨時ニュースの全国版で、加賀市の柴山潟が氾濫し片山津温泉が水に浸かっているようすが映し出されていた。
娘婿は祝日出勤なので娘から「午前中の用事を済ませて、昼過ぎに行きたい」との連絡が家内に入っていたので、待っていたら1時前に来た。息子は外出していたが、母と4人で遅い昼食を摂る。梅雨に入り若干体調がすぐれない母だが「こうして皆で食べるのは久しぶりだね」と喜んでいる。いいことだ。
娘が一緒に行きたいというので、家内と3人でDデパートへ行くことにする。混雑が予想されたので車は駅の駐車場に停め、駅からはバスを利用することにする。デパートに入り待ち合わせ時間を決め、娘と家内はエスカレータで上に、私は地下に降りる。私は待ち合わせ場所の喫茶店で本を読むことにする。「桓武天皇」は不遇の時期で、大仏開眼法要の後聖武天皇崩御し、女帝の孝謙天皇は傀儡で藤原仲麻呂専制政治が続いている。このあたりは孝謙天皇道鏡が主人公の「天翔ける女帝/孝謙天皇」で読んでいたので確認にもなり興味深く読み進めることが出来る。何も買ってこなかった二人が迎えにきた。家内は目星をつけたものがあるらしいので3人一緒に4階へ上がる。水玉が目立たない落ち着いた感じのTシャツに内心決めていたが娘が色々言うので買いにくかったらしい。買い物を済ませ、2階の喫茶店で一休みして帰ってきた。
ニュースでは近所の男児殺人の母親は腹を痛めた自分の子供も殺したと自供したと報じている。おぞましい限りだがマスメディアのリンチのようなこれでもか、これでもかというヒステリックな報道にやりきれなさが加速する。なんとかならないものか。
●聴いた曲
 ドヴォルザーク交響曲第5番、第7番」
  ステファン・グンツェンハウザー指揮 スロバキア交響楽団