3日間続いた真冬の暗灰色の空も、昼前には久しぶりの快晴になった。昼食のため外へ出ると歩道の雪も脇にはわずかに残っているが乾いたコンクリートの灰色に戻っている。コートを着ずに歩くのだが、若干寒いが問題はない。昼飯を済ませ、本屋に入ると入り口に…

日が長くなってきたこの時期に降る雪はいわゆる名残雪で、通常は10センチ内外ならすぐ溶けるのだが、寒さが中途半端でないのでなかなか溶けない。朝、気象台のホームページの積雪量を確認したら10センチとなっていた。屋根から落ちる雪の音が何回かゴロゴロ…

朝起きるとともかく寒い。茶の間のエアコンのスイッチを入れると温度表示は「Low」となっている。このエアコンは想定温度以下の場合この表示になる。始めてこの表示を見たときは故障だと思って急いでスイッチを消してしまったことを思い出す。数分経つと「８…

フェーン現象の昨日、雪だるまの予報が出ていたが実は半信半疑だった。この冬は予報で何回か雪だるまが出ていたがことごとく外れたので今日もか、と思っていた。予報はピッタリ当たった。午後から雪、それも季節はずれのさらさらの粉雪が強風にあおられて降…

朝、出勤のため家の外へ出ると気持ち悪いぐらいの暖かさだ。家の中より外のほうが暖かい。フェーン現象だ。コートを着て出勤の道を急ぐが、職場へ着くころにはかなり汗をかいてしまった。三寒四温の季節だが、寒と温の差が極端になってきた。予報では明日は…

朝、娘の車で送ってもらって帰ってきたのは7時半頃だった。昨夜の深酒が祟って久しぶりの二日酔い状態だ。朝飯は抜き風呂に入ってコタツにもぐりこんだ。目が醒めたのは10時前、先日原因不明で中断したXPからVistaへのインストールをやり直すことにした。「…

日経新聞の今月の「私の履歴書」は「ガード下の靴磨き」、「ねむの木学園」の宮城まり子さんだ。1日の最初の紙面はこれまでの人生の総括となっていた。「なかなかこんな風には書けない。すばらしい」と言うと、家内は「お父さんより上手？誰かに書いてもらっ…

昼食の時間になったので近くのデパートの飲食店街へ行くことにする。朝はかなり冷え込んでいたが、外は快晴の空の下ポカポカ陽気だ。陽気に誘われて昼食はうどんとそばの｢合い盛りざる」を食べることにした。この時期冷たい麺類を食べた記憶は殆どない。久し…

昨日「五戒」に言及したが、旧約聖書「出エジプト記」のモーゼがイスラエルの神から与えたとされる「十戒」をネットで検索してみた。内容は以下のとおりだった。 １．わたしのほかに神があってはならない。 ２．あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならな…

光岡明著「恋い（こい）明恵」、「飲食と戒律」の章まで読み進む。酒は二百五十戒（法師、僧侶の守るべき戒律）のうちより、特に十戒を選び、その十戒のうちより五戒を選ばれたその中にある戒らしい。その五戒というのは、殺すなかれ、盗むなかれ、淫するな…

夕食時、いつもはビールの500ｍｌ缶と日本酒をロックで1合飲むのだが日本酒が切れたのでウイスキーの水割りを2杯飲んだ。食事を済ませ茶の間のコタツに入り7時のニュースを途中から観たのだが、気がついたら10時半すぎだった。濃かった2杯目が効いたらしい。…

日曜日の続き、ブラームスの交響曲2番が終わったのでＮＨＨＢＳ２に替え「あなたのアンコール ピアノ華麗なるワンダーランド」を途中から見た。名前は失念したが数年前に80数歳で亡くなった幻の女性ピアニストの凛とした演奏姿、孫と祖父との心温まる連弾の…

昨日、図書館で光岡明著「恋（こい）明恵」を借りてきた。明恵上人の物語は白洲正子の「明恵上人」で先日読んだばかりだ。白州は「彼が此の世に遺したのは、人間的な魅力という一字に尽きる。もし仏が宇宙の象徴であり、釈迦がその具体的な現われなら、ただ…

プロ野球より約一ヶ月早く来週から開幕となるＪリーグだが、昨年度の年間王者を決める「スーパーカップ」浦和対Ｇ大阪戦は午後１時半から放映となっている。今年初めての公式戦なので楽しみにしていた。結果はＧ大阪がマグノのハットトリックなどで４対０で…

季節が1ヶ月以上進んだかのような快晴の日が続く。朝出勤の途上で微笑ましい光景を見ることが出来た。中間点の駅を過ぎたあたりで向うから歩いてきた小さな子どもを連れた夫婦と出会った。奥さんは金髪の小柄で清楚な感じの外国人で背中に赤ん坊を背負ったオ…

帰り道の西の空、月から金星の紐の長さは昨日よりかなり長くなった。当然ながら至近距離の月と金星では相対的な動きの差が大きいのだから当然といえば当然だ。昨日より月がかなり上に昇った位置にある。昨日に続いて快晴の空、空気は軽く歩く足取りも自然に…

勤務が終わり外へ出るとめっきり日が長くなり快晴の空はほんのり青さが残っている。いつもどおり40分かけて家路を急ぐのだが、中間点の駅を過ぎたあたりから明るさが残っている西の空にやや右に傾いた杯状の月の真下に金星が輝いている。月から紐をたらした…

午後8時からのＨＶ特集は「無頼の遺言 天才棋士・藤沢秀行と妻モト」だった。波乱の人生、放蕩の限りをつくした彼は奥さんのことを「ばばあ」、彼女は「じじい」と言っている。その響きに人生のあらゆる辛酸を嘗め尽くしてきた二人だから出る何ともいえない…

71歳で亡くなった隣の奥さんの葬儀は朝9時から開式となっている。数多くの葬儀に出席したが9時開式というのは記憶にない。終わった後町会旗を持ち帰らなければならないので家内と車で会場へ向かった。9時半から町会行事の廃品回収があるので町会長は出席でき…

昨日で今年度の授業は終わった。来週からは学年末の成績付けを初めとする諸々の作業、来年度に向けての準備等慌ただしくなるが、ともかくほっとした。勤務が終わりいつもの床屋で散髪しているとき携帯が鳴り、家内から「隣の奥さんが亡くなった」との連絡だ…

昨日とは正反対で、雪混じりの強風が吹き荒れている。今日も家から駅までは車にする。昨日と同じく駅の立体駐車場に停め、外へ出ると肌を刺すような寒さだ。2月に入り外套は厚手の重いオーバーから軽めのコートにしたのだが、裏地があるとはいえ前日とは10度…

朝起きると天気予報どおり強風が吹いている。通勤だが中間点の駅までは車で行くことにする。車を駐車場から出すと空気は気味が悪いぐらいの暖かさだ。駅の立体駐車場に着き6階に停め、駅からは歩くことになるが、風は強いが雨はほとんど降らなかったので、心…

日課のラジオ英会話、聞き取り（Let's Listen and Write）のイディオムはtrack down(見つけ出す、探し出す）を用いた3問だが、１問目は「警察がひき逃げした運転手を見つけ出そうとしている」だ。3回読んで書き写すのだが「ひき逃げした運転手」は「a hit-an…

昨日は午後1時半から町会の総会なので、朝10時に会場設営のため会館へ向かった。私の役目はスケジュールを黒板に板書するのだが、4月に新校舎に移ってからは学校の授業ではホワイトボードにマークペンで板書しているので久しぶりのチョークの感触を懐かしく…

自身の28回目の誕生日に移籍の記者会見を行ったデビルレイズの岩村、記者会見の冒頭の「ナイーブ？」（あがっているかな？）には参った。当然大勢押しかけている日米の記者の笑いを誘った。その後ほとんどメモを見ず「私の28回目の誕生日に来ていただき、あ…

白洲正子「明恵上人」の巻末の「明恵の夢ひらく」は白州と前文化庁長官の心理学者河合隼雄氏の対談だ。河合氏は「明恵夢を生きる」の著書がある。明恵とアッシジの聖フランチェスコはほとんど同時代でよく似たところがある。有名なジオット作のサン・フラン…

白洲正子の「明恵上人」を読み終えた。明恵の法話は仏教の言葉を用いていても、仏教の臭いはなく、現代にもそのまま通用する。それらの法話の数々は現代の世相の警鐘そのものだと思ってしまう。いくつか引用してみる。 「人常に云はく、物をよく知れば、驕慢…

この3日間最高気温が10度を超える日が続いている。乾燥注意報が出ており空気が軽く感じられる。どんよりとした空の下の体にまとわりつくような重い冷気に慣れているので違和感を感じる。今日は学校行事の講演会が午後行われるので、歩いて10分弱の会場の会館…

昨日は最高気温と最低気温の差が20度近くになった。気圧配置は移動性高気圧が日本列島の上に鎮座し北からの寒気をガードし3月後半の陽気になっている。昨日からの札幌の雪祭りは霧雨の中で始まったらしい。わが家の玄関先の2本の松の雪吊りも今年は活躍の機…

夜10時からのNHKのプレミアム１０は「サウンドオブミュージック、マリア語る一家の物語（激動の時代を生き抜いた家族の軌跡、次女の貴重な証言でたどる）」だった。ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画の冒頭のシーンは忘れられない。アルプスの…